私の構想

思い

 広島市の知名度は世界的に高い位置にあります。それは世界で最初の被爆都市であることからですが、これだけ知名度がありながら、観光都市としては認知度が低いというのが現状であります。平和行政から、また経済効果をもたらす上でも観光客を増やす努力が望まれていると思います。来訪者が増えるということは、平和や経済だけでなく広島の都市特性を理解下さり、広島にまた行きたい。広島に住んでみたいと考える人達が増えてくることにつながるのではないかと思います。
 また市民のホスピタリティーの醸成にもつながると思われます。ところで、広島が観光地として魅力的であるかどうかですが、私は、阪神淡路大震災後の復興事業として登場したルミナリエを訪問した際、ルミナリエが観光の資源としていかされているのを目の当たりにし、広島でも今ある資源をもっと利用すれば十分観光地として魅力を持てると感じました。広島では広島の資源である“川”を利用するのです。一案として、広島の歴史を川の水(噴水)と音と光で表現し、広島への理解を深めていただきつつ、楽しんでもらうという企画はどうかと考えています。 ((仮称)ファウンテン ファンタジー) 以下の三箇所でタイムテーブルをつくり、イベントを行い、観光客に商店街等を回遊しつつイベントに参加していただいて、商店街の活性化も図るというものです。

原爆ドーム前イベント

原爆ドーム前イベントでは、約3分間原爆投下前の繁華街の賑わいや生活を噴水と光・音で表現し、原爆投下及びその後の惨状を約2分間で噴水と音・光で表現する。そしてその後の広島市の復興と市民の息吹、戦後の広島市の賑わいを、約5分間噴水と音・光で演出する。

広島城イベント

広島城イベントでは、毛利家の築城・繁栄を3分間噴水と光・音で表現し、関が原の戦いでの敗戦状況を2分間噴水と光・音で表現し、その後は、江戸時代の安泰期を5分間の噴水と光・音で演出する。

京橋川(ホテルJALシティ広島前)イベント

京橋川イベントは、近年の広島の発展とできごとについて、噴水と光・音で10分間演出する。(広島平和記念都市建設法の制定・カープの優勝・うみしま博の賑わい・アジア大会開催・地下街完成・サンフレッチェ優勝・台風被害・大雨被害等)

以上が今私の考えている企画概要です。
皆様はどう思われますか。ご感想をいただけますか。
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